青春小説おすすめ5選|あなたの心を打つ!青春の輝きが詰まった5つの物語

青春小説おすすめ5選|あなたの心を打つ!青春の輝きが詰まった5つの物語

青春小説は、心の揺れや成長、友情や恋愛といった“今この瞬間”を鮮やかに切り取った物語たちです。

読めばまるで自分の青春をもう一度体験しているような、そんな感覚に包まれることでしょう。

本記事では、涙あり笑いあり、思わず胸が熱くなるようなおすすめの青春小説を5作品厳選してご紹介します。

読書初心者にもぴったりな名作ばかりなので、気になる一冊をぜひ手に取ってみてください。

青春小説おすすめ5選

・犬がいた季節(2020年) 伊吹有喜(著)
・汝、星のごとく(2022年) 凪良ゆう(著)
・線は、僕を描く(2019年) 砥上裕将(著)
・成瀬は天下を取りに行く(2023年) 宮島未奈(著)
・アルプスの母(2024年) 早見和真(著)

犬がいた季節』|伊吹有喜さん(著)

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。

「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。

初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。

昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。

Amazonより引用

『犬がいた季節』は、2020年10月に双葉社から発行された伊吹有喜さんの恋愛小説。
「2021年本屋大賞」第2位、「第34回山本周五郎賞」候補。

犬と少年少女たちが紡ぐ、かけがえのない季節。心があたたかくなる、涙と希望の青春小説。

犬がいた季節

(★4.6)
(Kindle¥836 / 楽天¥880 / オーディブル聴き放題)

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犬がいた季節』 伊吹有喜さん著|あらすじ・レビュー

犬と少年少女たちが紡ぐ、かけがえのない季節。心があたたかくなる、涙と希望の青春小説。

『汝、星のごとく』|凪良ゆうさん(著)

その愛は、あまりにも切ない。 正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。

本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。 ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。 

Amazonより引用

『汝、星のごとく』は、2022年8月に講談社から発行された凪良ゆうさんの恋愛小説。
「第20回本屋大賞」、「第10回高校生直木賞」受賞。続編となる『星を編む』とあわせてシリーズ累計70万部突破。

「禁断の愛に導かれ、心はどこまでも深く沈んでいく——『汝、星のごとく』は愛と痛みの交錯を描いた傑作。」

汝、星のごとく

(★4.6)
(Kindle¥1,705 / 楽天¥1,760 / オーディブル聴き放題)

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汝、星のごとく』 凪良ゆうさん著|あらすじ・レビュー

「禁断の愛に導かれ、心はどこまでも深く沈んでいく——『汝、星のごとく』は愛と痛みの交錯を描いた傑作。」

線は、僕を描く』|砥上裕将さん(著)

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。

なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。

水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。描くのは「命」。

はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。

Amazonより引用

『線は、僕を描く』は、2019年7月に講談社から発行された砥上裕將さんの青春小説。
「2020年本屋大賞」第3位
「ブランチBOOK大賞2019」受賞、「未来屋小説大賞」第3位、「キノベス!2020」第6位

両親を交通事故で失った大学生の青山霜介は、展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い、水墨画のすばらしさに魅了されていく。

線は、僕を描く

(★4.5)
(Kindle¥499 / 楽天¥858 / オーディブル聴き放題)

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線は、僕を描く』 砥上裕將さん著|あらすじ・レビュー

両親を交通事故で失った大学生の青山霜介は、展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い、水墨画のすばらしさに魅了されていく。

成瀬は天下を取りに行く』|宮島未奈さん(著)

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。

各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。

今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
発売前から超話題沸騰! 圧巻のデビュー作。

Amazonより引用

『成瀬は天下を取りにいく』は、2023年に新潮社より発表された宮島未奈さんの小説。
「第39回坪田譲治文学賞」受賞、「2024年本屋大賞受賞

「天下取り」の夢は無謀じゃない——地方都市の女子中学生・成瀬あかりが、型破りな行動力で未来を切り拓く! 笑いと勇気が詰まった青春疾走ストーリー。

成瀬は天下を取りにいく

(★4.4)
(Kindle¥1,534 / 楽天¥1,705 / オーディブル聴き放題)

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成瀬は天下を取りにいく』 宮島未奈さん著|あらすじ・レビュー

「天下取り」の夢は無謀じゃない——地方都市の女子中学生・成瀬あかりが、型破りな行動力で未来を切り拓く! 笑いと勇気が詰まった青春疾走ストーリー。

アルプスの母』|早見和真さん(著)

かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。

秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。

湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。

息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?

補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌!

Amazonより引用

『アルプス席の母』は、2024年に小学館より発表された早見和真さんの小説
「2025年本屋大賞」第2位、「第15回山田風太郎賞」候補

「甲子園の歓声に包まれて――アルプス席から見つめる母の愛と青春の軌跡」

アルプス席の母

(★4.6)
(Kindle¥1,683 / 楽天¥1,870 / オーディブル聴き放題)

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アルプス席の母』 早見和真さん著|あらすじ・レビュー

「甲子園の歓声に包まれて――アルプス席から見つめる母の愛と青春の軌跡」

青春小説おすすめ5選 まとめ

青春小説は、誰もが一度は経験する悩みや葛藤、そしてかけがえのない瞬間を描いた物語です。

今回ご紹介した5作品は、それぞれ異なる魅力を持ち、読む人の心にそっと寄り添ってくれるはず。

青春の甘酸っぱさや痛み、そして成長の喜びを感じたいときにぴったりの一冊を見つけて、ぜひ心揺さぶられる読書体験を楽しんでください。

きっと、あなたの心に残る物語が見つかるはずです。