どんでん返しに驚かされたり、名探偵気分で推理してみたり──本格ミステリー小説って、読み始めると止まらない面白さがありますよね。
今回は、ミステリー好きの人にぴったりな“おすすめ本格ミステリー5選”をご紹介します!
トリックが緻密で「やられた!」と思わず唸る作品から、読みやすくて初めての人にもおすすめのものまで、幅広く集めました。
あなたの推理力が試される一冊に出会えるかもしれません。
目次|Contents
本格ミステリー小説おすすめ5選
・硝子の塔の殺人(2021年) 知念実希人(著)
・告白(2008年) 湊かなえ(著)
・方舟(2022年) 夕木春央(著)
・正体(2020年) 染井為人(著)
・黒い家(1997年) 貴志祐介(著)
『硝子の塔の殺人』|知念実希人さん(著)

ミステリを愛するすべての人へ
当作の完成度は、一斉を風靡したわが「新本格」時代のクライマックスであり、フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、これを超える作が現れることはないだろう。
島田荘司ああびっくりした、としか云いようがない。これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心!
Amazonより引用
綾辻行人
『硝子の塔の殺人』は、2021年7月に実業之日本社から発行された知念実希人さんのミステリー小説。
「2022年本屋大賞」8位、「2021年週刊文春ミステリーベスト10」4位、「2022年このミステリーがすごい!」9位ほか
閉ざされた“硝子の塔”で起きた密室殺人──犯人は、医師か?探偵か?命と論理が交差する、本格ミステリーの新たな高み!

硝子の塔の殺人
(★4.3)
(Kindle¥499 / 楽天¥1,980 / オーディブル聴き放題)
『告白』|湊かなえさん(著)

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
Amazonより引用
『告白』は、2008年に双葉社より発表された湊かなえさんの小説。
2009年「第6回本屋大賞」受賞、「週刊文春ミステリー」1位ほか。累計300万部を超えるベストセラー。
私の娘は、このクラスの生徒によって殺された。中学校の女性教師による「告白」からはじまる驚愕の物語。

告白
(★4.4)
(Kindle¥646 / 楽天¥680 / オーディブル聴き放題)
『方舟』|夕木春央さん(著)

9人のうち、死んでもいいのは、
ーー死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー
犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
Amazonより引用
『方舟』は、2022年に講談社から発行された夕木春央さんの推理小説。
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」堂々ダブル受賞!
地下建築に閉じ込められた大学時代の仲間たち。脱出するためには誰か一人を犠牲にする必要がある。本格推理ミステリー。

方舟
(★4.6)
(Kindle¥913 / 楽天¥913 / オーディブル聴き放題)
『正体』|染井為人さん(著)

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した!
東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は?
その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!
Amazonより引用
『正体』は、2020年に光文社から発行され、2022年ドラマ化。2024年には映画化された染井為人さんの長編サスペンス小説。
埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した!
必死に逃亡を続ける彼の目的とは?

正体
(★4.6)
(Kindle¥990 / 楽天¥990 / オーディブル聴き放題)
『黒い家』|貴志祐介さん(著)

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。
ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。
ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。
恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。
第4回日本ホラー小説大賞受賞作。
Amazonより引用
『黒い家』は、1997年に角川書店より発表された貴志祐介さんのホラー小説
1997年「第4回日本ホラー小説大賞」を受賞
「黒い家」——その扉を開けた瞬間、日常は静かに崩れ始める。現実に潜む狂気と恐怖が、あなたを追い詰める。

黒い家
(★4.2)
(Kindle¥653 / 楽天¥748 / オーディブル聴き放題)
本格ミステリー小説おすすめ5選 まとめ
どんでん返しに驚かされたり、名探偵気分で推理してみたり──本格ミステリー小説って、読み始めると止まらない面白さがありますよね。
あなたの推理力が試される一冊に出会えましたでしょうか!?